夢を見る。
毎回同じ夢を見る。
それぞれ出てくる登場人物、内容は違うのだけれど。
夢の舞台となる場所が同じなのだ。
わたしは当然のようにその場所に行き、
なんらかの行動を示し、
その結末が分からないうちに目が覚める。
夢の中わたしはその場所を知っている?
夢の中わたしはその場所への行き方を知っている?
でも今のわたしはその場所を知ラナイ。
辺り一面は緑で、背の高い柵のような、展望台のような物があって、
わたしはいつもそこにいる。
わたしはいつもそこにいく。
見知った、わたしがしが知った道を通って、
わたしはいつもそこにいく。
向かいは大きな橋と川があって、
見下ろせば細い道と、その先には山があって、
知っている人は誰一人いないのだけれど、
沢山の人がいて。
いつも目が覚めたら忘れてしまう。
そして、忘れた頃にまた夢を見る。
わたしはそこにいる。
わたしはそこにいく。
あの場所は何処?
わたしの中の-何か-はあの場所を知っている?
ふしぎなゆめ―・・・・…
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