嗚呼怒りが悲しみへと変わっていく。

本当はこんな事したくなんてないのに。
（じゃあしなければいいのに）
私の弱い所なんて曝け出したくないのに。
（曝け出さずにはいられない)
弱い所を平気で曝す人は嫌いだ。
（そうゆう自分が一番弱いのではないか）
人前で泣くだとか、
（私はそんな事しない）
学校平気で休むだとか。
（私にはそんな事させてくれなかった）
泣けば皆が庇ってくれる、心配してくれる。そんな風に思っているのか。
（そんな事あるものか）
学校やすんだら、それで全てが済むとでも思っているのか
（そんなはず無い）
そんな事あるものか
（私にそんな事など無かった）

君には笑い掛けてくれる人がいるのに。
（わたしにはいるの？）
何が不満なのか。
（わたしに無いものを持っているじゃないか）

私は人前で弱い所なんて曝さない。
（じゃあ今自分がしている事はなんなのだ）
そんな事したって無駄なのだ
（無駄だったのだ）
今までわたしが君と同じ事をして、周りに君と同じようにされた覚えなど一度も無い
（だから私はこうなってしまったのだ）
私は強がる事しかできない
（だからこんな事ここで言いたくなんてないのに）

矛盾した世の中が嫌い。
そこに住む人間が嫌い。
その人間の自分が嫌い。

今ここで、縋り付けるような人がいればいいのに。
（でもそんな人私には存在しない）
そして思いっきり泣けたらいいのに
（わたしは独りで泣く事しかできない）
君は独りの寂しさを知っているの？
（知ってるはずがないだろう）
君はそれ以上何を望むの？
（わたしの望むものをもっているのに）
今まで独りで耐えてきた私はなんなのだ。
（あまりにも惨めじゃないか）
私の望むものを意図も簡単に手に入れられた君は。
（私が３年間、いやそれ以上耐えてきたのはなんだったのだ）

矛盾した世の中が嫌い。
そこに住む人間が嫌い。
その人間の自分が嫌い。

今まで私に暴言を吐いてきた者達よ。
（私が貴様等に言う最初で最後の願いだ）
そう思うなら殺してくれ
（でも私は死にたくない）
そうしたらこの気持ちからすくわれるのだろうか
（そんなはずない）
嗚呼この涙が枯れ果て死ねるのなら。
（どんなに楽だろうか）
私は自ら死ぬ事なんて出来ない
（わたしは弱いから）
強がる事しかできない
（これからもそうして生きていく）
死を遂げるまで何度この気持ちを味わったらいい
（もう嫌だ）
私には荷が重過ぎる
（弱い私には）

矛盾した世の中が嫌い。
そこに住む人間が憎い。
その人間の自分が一番嫌い。

私は今日も独りでいる事しかできない。
（何故なら弱い人間だから）

わたしはなぜここにいるんだろう
なぜこんなふうにしかいきられないのだろう

疑問ハ増スバカリ。